ANK免疫細胞療法を始めて②

当院での2例目は肺がんの患者さまでした。その頃はまだホームページにはANK免疫細胞療法について載せていなかったのでどういう経緯で来院したかはよく覚えていません。しかし思い出深い患者さまです。

この患者さまは風邪の症状のため近くのクリニックを受診しました。
胸のレントゲンを撮影したところ胸水がたまっており大きな病院に紹介されました。CTを撮影し肺がんと診断され手術の適応はなく、化学療法しか治療方法はなく、余命は3か月と診断されました。

ところが化学療法の副作用が強く治療は継続できませんでした。標準治療での治療法はなくなってしまいました。完全な手詰まりです。

そこでこの患者さまの場合、お子様たちが動きました。
当院にすぐに相談に来てくれました。そしてすぐにANK免疫細胞療法をすると決断をしました。

しかし大問題が発生しました。
ANK免疫細胞療法なんて訳のわからない治療をするなんてそんな治療をするなら私は診ないと大きな病院の主治医は言い出しました。
その主治医の考え方もあるのでしょうが標準治療が何もできないまま見殺しにするなら万が一に懸けてみたい患者さまの気持ちを大切にするべきだと私は思います。
患者さまは生きることを選択し主治医を変えました。新しい主治医は私の大学の後輩です。

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