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 西洋医学と東洋医学の融合

 

日本の近代医療は西洋医学を中心に発達しました。ドイツ、アメリカから西洋医学が中心で、今でも医師がカルテに記事を記載する際はたびたびドイツ語または英語の記載を目にします。日本には中国からきた東洋医学(漢方、針、マッサージなど)も根付いていますが、医師たちは西洋医学を重視して古くからある日本の東洋医学を見過ごしてきました。

韓国では2種類の医師が存在します。西洋医学専制の医師と東洋医学先生の専制の医師です。大学の医学部では西洋医学と東洋医学を分けて、学生たちはどちらかを専制し6年間勉強しなければなりません。言い換えると、東洋医学の専門医が存在し、医師として認められているのです。東洋医学の医師として韓国で活躍している医師たちは、日本の医師に負けないぐらいの学歴や難関を乗り越えた方たちがなっているので、日本のそれとはレベルが違うといっても過言ではありません。日本にはそのような東洋医学のシステムはありません。

さて、西洋医学と東洋医学の違いは何でしょうか?西洋医学は体の悪い部分を特定し、悪い部分を取り除くまたは改善することを中心としています。東洋医学では、体全体を見つめ、体の調子を整え、本来持っている自然治癒力を引き出し治療することを中心とします。どちらの医学にも必ず良し悪しがあります。

しかし近年、西洋医学を中心とした日本の医療は患者様の心や体全体を考慮した治療が必要といわれています。言い換えると、体と病気を切り離し、病気だけを中心に治療し、体全体や気などの本来人間として重要な要素をないがしろにしてきました。

現代はストレス社会といわれ、ストレスや心の不調からくる病気も増えつつあります。心療内科など以前耳にしなかった外来も、今では当たり前になりつつあります。私は今が医療の転換時期だと思っています。それは、西洋医学と東洋医学の融合です。

 

当院院長・医学博士 岸 秀行

 

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